2023年度イースタンディビジョン第2戦は、異例の高気温となった福島県は桧原湖、会場をゴールドハウス目黒様の協力の下で開催された。季節の進行も例年より早く、プリスポーン、ポストスポーン、アフタースポーン様々な状態の魚が入り混じる中で、比較的ウェイイン率が高い試合となった。 このような乱打戦を制したのは、粒ぞろいの魚でリミットを揃えたボーター片岡選手と、見事なビッグフィッシュを仕留めたコアングラー佐藤選手だった。 主要なパターンは表層系の釣りで、上位の殆どが表層系の釣りを交えているのが印象的だった。
所属クラブ
Western
氏名
片岡 壮士
ウエイト
3,805g
キーパー数
5fish
タックル
プリ、スポーニング、ポストと様々な状態が入り混じる中、フォロースティックですべてのコンディションのバスを狙いました。エリアは糖塚島周りをメインに風の当たる面を優先してチョイスしました。 タフな試合で結果的に勝ててよかったです。いつも応援してくださる皆さんありがとうございます。
TOKYO OTTERS
山下 義裕
3,450g
プラクティスはGW中2日間で前週の14日と大会の前日に入りました。 春先の寒暖差もありメタルバイブメインの釣りでプラをしましたが、大会前日の暖かさからシャローに差してくるバスを2~3mラインでステイして狙う釣りをしました。 大会当日ホテルワンドに入りそこで1日過ごしました。 大会当日は2~3mラインを回遊してるバスをライブスコープで確認しながら、無風の中なんとか4匹釣ることができました。 ですが、狙っている800gサイズのバスが釣れず風の出たタイミングで近くのロックスポットに移動して800gサイズのバスを2本釣り、入れ替えをして2位に入ることができました。 ホームレイクである桧原湖で2位に入ることができ、大変嬉しく思います。 なお、大会運営にご尽力された方々に感謝申し上げます。
WESTERN
粕山 英晃
3,150g
5月連休のプリプラクティスでは二週間後ホットになりそうなシャローエリアを探していく事を目標にしつつ同船していただいた染谷さんにノーシンカーi字引の釣りを教えて頂いたりと充実した日々を過ごさせていただきました。 トーナメント前日のローライトなコンディションにおいてタイニーカイシンの反応は好調でパターンになりえると思いましたが翌日の無風の晴れを考えるとこの釣りに固執すると自滅しそうな予感がしたのでバックップの釣りとエリアを最低三か所探すことを目標に湖をめぐりました。トーナメント当日、前日に見つけたSLTミノーのDSの釣りで丁寧にリミットメイクをいていきタイニーカイシンを使って入れ替えを目指しましたがリミットメイクに時間いっぱい掛かり今回の結果三位となりました。現時点の今の自分のスキルでは釣行経験の少ない檜原湖で釣り方とエリアを絞っていく作業は考えているほど甘くはなかったので三位入賞できたとこは素直に喜ばせて貰っています。 お世話になった多くの皆様に心より感謝致します。
SUPER
鈴木 守
3,070g
プラクティスは檜原湖の水位による水温上昇考慮し前週3日間の予定でスタート、水位は満水であり水温の上昇を期待していたが12日朝は桟橋に霜が有るほどの冷え込みの為か北から南までチェックしたもの水温11℃台でアタリもなく、水温の上がってきた午後に何とか2Fish、13日は昨日よりは水温が上昇しミドスト、シャッド、スイベルキャロで数匹をキャッチしたものの午後のほうが明らかにバイトがありました。14日は雨天強風で適水温も見込めないため、プラクティスをせず終了としました。 大会前日は期待していた水温に達してしておらず、前週のミドスト、シャッド、スイベルキャロでは釣れるがメインに考えていたダウンショットのリグでは釣れず不安と焦りが残りましたがリグは大会当日は修正することにしました。午後は明らかに水温上昇により魚がシャローを意識していることがわかりました。 大会当日、フライトが遅かったので他のボートの動きをみて、清水沢付近よりスタート、まだ水温が上がっていないためブレイクライン下をミドストで釣るもノーバイト。晴天で暑くなってきたタイミングで雄子沢入口のワンドに移動、北風をブロック出来るため水温も14℃台に上昇しており、程良い風の吹く中、ワッキー掛けショートダウンショツトでBigがヒットするものフックオフ(泣)、その後スイベルキャロで1尾を皮切りに同じダウンショットにバイトが続き、移動後約1時間半の9時30分にリミットメイク、小さな張り出し下の水深3メートル付近にバスが差してくる状況で時折ボイルも有りミノーを試すがダメ、しかし同じエリアで粘りその後3匹キャッチし1回入れ替え出来ましたがウェィト伸びずこの結果となりましたがプラクティスよりサイズも良くタラレバも有りますが満足の結果です。 長年お世話になっているスミス様、ボート整備のユウワ様、ルアーショップのオザーク様をはじめ、民宿ひばら様、大会会場のゴールドハウス目黒様、大会運営の皆様には大変お世話になりました。
澤田 和昭
2,950g
4年前の同時期に開催された桧原湖戦は、湖のコンディションと魚の動きが全く分かっていなくてノーフィッシュで終わった苦い思い出。あんな嫌な思いは二度としたくないと考え、プラクティスは3週間前から、合計6日入りました。 毎週、目まぐるしく状況が変わって、冷え込めばメタルバイブから、水温上昇すればスイムベイトまで。状況にルアーが合えばイージーにバイトを得られますが、ルアーが合ってないと全く何もなしという、選好みの激しいスモールマウス。苦手です。 一番安定して釣れたのは表層直下の釣り。フォロースティックのスイベルキャロライナリグ。流入河川の近くで風が当たる場所があれば何とかなる印象。ただし、サイズが全く選べない、大きいのは中々見つけられませんでした。500g平均5匹で2500gくらいしか私には釣れないかな、といった感触でプラクティスを終えました。 試合当日は、月島の北岸シャロー(ブドウ島っていうらしい)が、朝どの風向きでも機能すると感じ、そこへ向かいました。 そこから2時間の9時までの間、表層を逃げるワカサギの群れ、ボイル多発。で、早々にリミットメイクできました。基本、PEライン+パールホワイトのフォロースティックで目視で釣って、見切られた場合はフロロカーボンライン+パープルウィニーのフォロースティックでフォローのフォロー。それでも喰わなかった場合はサイコロラバーを早めに逃がす動きで。4匹をフォロースティック、1番大きい1匹をサイコロラバーで揃えました。 その後、風を見ながら馬の首エリアや大川エリアへ。適度な風当たりをフォロースティックで釣り重ねましたが、入れ替えで20g程度しか上がらず。12時になりラージマウス狙いを交えて南下しましたが、機能してくれず時間が終わりました。 結果、当初の予測2500gよりは良い3キロ弱。3キロない時点で上位はないだろう、と思っておりましたが、滑り込みで5位に入ることができました。 参加者の皆さま、お疲れさまでした。会場であるゴールドハウス目黒様、ありがとうございました。
佐藤 優
2,550g
3fish
自分にとって今年初となるEASTERN DIVISION 桧原湖戦 前日プラは高速道路の事故渋滞に何度も遭い大遅刻…先に浮いていたパートナーの江尻さんと合流し季節の進行がわかりやすいポイントを中心に見て回りました。 魚の濃い薄いは比較的はっきりしていたので、特に良いエリアでは魚のレンジ、ルアーカラーやアクションスピード、ボートポジションやトレースラインに注意し反応をチェック。 今回メインにしたエリアは湖南にある各ワンド。特にワンド入口付近やニアディープの島周り、ブレイクやスタンプを1/64ozネイルシンカーをセットしたスワンプミニのワッキーと虫系(コイケシュリンプ・ベビーチン)の浮力ワームに3/64ozシンカーを組んだロングリーダーのライトキャロで攻略していきました。 どちらも基本的にはボトムズル引き&ステイ、ブレイクラインはリフト&フォールやスイミングの組み合わせ。 朝一は無風…バイトが遠い中キャストを続けているとようやくヒット!今回のキッカーとなるキロフィッシュをキャッチ。 その後はコンスタントにヒットさせるもサイズが伸びず、グッドサイズに限ってばらす始末。 それでも何度か入れ替えを繰り返しトータル2550gをウェイイン。 結果は目標の3キロ突破はならなかったもののビッグフィッシュ賞を獲得しての優勝! 今回パートナーの江尻さんにはいろいろと良くしていただき最高のリフレッシュができました。 プラから協力して魚を探し、試合中もポイントをシェアさせてもらったりと、今回の優勝は2人で勝ち取ったと感じてます。 本当ありがとうございました!江尻さんの5位入賞も嬉しい限りです! 次はEASTERN DIVISION芦ノ湖戦、WESTERN DIVISION 池原戦と続きますが狙うは全戦優勝のみ!己を信じて突っ走ります! never give up !!
櫻井 栄人
2,090g
今回プラには入れず、ぶっつけ本番桧原湖戦の出場となりました。朝イチホテルワンドに到着するとまずタックルの準備がなにもできてなかったので、のんびり準備をしていたらボーターの山下さんが立て続けに2本キャッチしていて、慌てて準備をしました。まずはライトキャロで1匹、そのあとしばらく沈黙して10時すぎ、ネコリグに変えて2匹目をキャッチ。お昼を過ぎた頃にキャロで3匹目をキャッチとなりました。そのあとは釣れず入れ替え無しで釣れた3匹でウェイインになりました。今回、コロナ明けで3年ぶりの出場で、初めての入賞になりましたボーターの山下さんのおかげです。1日ありがとうございました。次戦、芦ノ湖も頑張ります。
是枝 清輝
2,060g
2年前に入会しましたが、コロナ等あり、今回が初めての参加になりました。よろしくお願いいたします。 プラには2回入りました。5月4日は得意のジグヘッドのミドストで、40センチを頭に6尾釣れたので、これを中心に考えていましたが、前日はノーバイトに終わり、当日はノーフィッシュを覚悟して望みました。 当日の朝にボーターの高谷さんに昨日ダメだったことを伝えると、スイベルキャロの話をしてくださり、フォロースティックを1袋頂きました。スタート後は糠塚島裏まで一気に走り、岬のディープ側で、1日粘りました。ミドスト、ネコリグ、ライトキャロ、ノーシンカー 、スイベルキャロをローテーションさせていき、開始30分位でヒットしたのは、スワンプミニのネコリグで、700gでした。その後も同じルアーで1尾掛けるもラインブレイクしてしまいました。魚が回って来るのか、高谷さんや周囲のボートにも散発的にバイトがありました。岬のシャロー側の方がディープ側に比べて倍位ヒットしていましたが、ディープ側の方がサイズが良かったようです。周囲では風が吹いたタイミングで、スイベルキャロで釣れているようだったので、風がない時はネコリグ、風が出たらフォロースティックのスイベルキャロを投げ、スイベルキャロで800gと500gを追加し、13時頃にリミット3尾を達成することができました。14:00の帰着時間に向け、周囲のボートが帰着に向かう中、ギリギリまで粘っていた13:40頃、私のスイベルキャロにヒットし、560gをキャッチし、入れ替えすることができ、急いで帰着しました。2kgを超えたので、入賞できるかもと楽しみに待っていましたが、3位に入ることができ、歴史あるバスオブジャパンの盾を頂き光栄です。ボーターの高谷さん、関田さん他オターズの皆様、その他初めて参加する私を暖かく迎えてくれた方々に感謝します。
染谷 宗良
1,840g
まずは参加された皆様お疲れさまでした。 檜原は大好きなフィールド、今回プラは5月初めから9日入りました。自分としてはかなりフィールド全体を把握できたと考えていましたが・・・・プラで確認できたこと。 ①釣れない!例年の1/3程度しかバイトが出ない。(産卵前なのに痩せたバスも釣れた?何も食べていない?餌がいない?) ②水温は5月初めで9.5℃トーナメント前日が13~15℃ (例年より水温上昇は早い ③1週間前までネストは確認できませんでしたが前日プラでは湖全体にネストがあり初回のスポーニングが始まり出したタイミング。 ④スポーンが始まりだしたため狙う場所を4mより浅いレンジとし、その中でもネストの多いエリアさらに大型バスのネストエリアをメインに絞り込んだ。 ⑤メインの釣り方は中層~表層を狙うフォロースティックの釣り、但し産卵が始まりだした為ボトムの釣り方も有効になって来た。 (5月初めは表層で大型が揃ったが、前日は表層とボトムどちらでも変わりが無くなって来ていた) ⑥スイムベイトで大型のバイトが出ていた為リミットを揃えてからはスイムベイトで入れ替えを狙いたいと考えていた。 前日プラでは糠塚島付近の岬で一番バイトが出た為、ここをメインのポイントに決めていたが・・・・・。 トーナメント当日スタート後にメインポイントに向うが先行者多数で入れないと判断、長井川のチャネル付近からはじめる、この時ほぼ無風でバイトが出ていない周りを見ても誰もが釣れていない、メインポイントに先に入った仲間も無風のためバイトが出ないのか次々に他のポイント移動を始めたのを確認、1時間後にメインポイントに入ることができた。天気予報では10時から風速4m、吹き出せばバイトが出ると予想してタコ粘り9時ごろまでにそこそこの風が吹いてリミットメイク、ここから強風になり入れ替えを繰り返しウエイトを上げられると考えていたのだが・・・風は逆に弱くなるばかり、結果として最期まで風は弱いままで強くはならなかった。「山の天気は変わりやすい!」今回は予報を信じて失敗!ウエイトを伸ばすことが出来ずコアングラー部門4位となりました。 協賛メーカー様 各舟宿様 お世話になった多くの方に感謝申し上げます、ありがとうございました。
江尻 勝
1,770g
今回5/4・5/5・5/20三日間プラクティスに入りました。初日は一通り周ってノーフィッシュ。二日目は糖塚島~温泉ワンドでフォロースティック等で3匹のみ。5/20前日プラでは糖塚島裏の岸沿いバンクでフォロースティックTGイエローで41㎝980gキャッチ。午後から温泉ワンド周辺で5~6匹、ネコリグで良型900gくらいのを比較的簡単に釣れました。ブドウ島周辺で43㎝1000gキャッチ。試合当日は真っ先に温泉ワンド周辺でスタート。でしたが自分には1匹も釣れず、一緒に乗っていたS氏だけが釣れて直ぐに3本リミット揃っていました。場を休めようと前日1㎏釣れたブドウ島周辺へ移動。しばらく丁寧にゆっくりネコリグをやってると自分にもようやく400gくらいのが釣れました。また温泉ワンド周辺に戻りライトキャロとネコリグで3匹釣れて時間まで島周りをやって終了でした。今回もコアングラーでしたが人数の関係で自分のボートを出して釣りが出来、魚をキャッチしたことは嬉しく思います。試合を振り返って思うことは、先にS氏が3本リミット揃ってましたが、前日ネコリグで良い感触を得てたので、焦りもせず必ず自分にもリミットは揃うかと思っていました。終始楽しく釣り出来たことは非常に良かったです。次戦の芦ノ湖も頑張ります。