JAPAN B.A.S.S. NATION バスオブジャパン

JAPAN B.A.S.S. NATION バスオブジャパン
 
 

2017 WESTERN DIVISION 2nd Gogawa dam RESULTS

 
     
     2017 ウエスタン デビジョン 第2戦 6月4日 合川ダム 結果  
     
 
   
 
   
 
 
 
 
 
 
 

    協賛メーカー

    ENGINE、テーパー&シェイプ、Fishing Fighters、メガバス、WILD BITE、RYUGI、 ムカイ、プロショップカサハラ
     NORTH W A V E 、LUNKER KILLER

 
 
Place
Angler
Club
Bass
Weight
Penalty
Total
Point
1
黒田 広慈
Central
5
4,035
0
4,035
30
2
鈴木 克昌
Central
4
3,650
0
3,650
29
3
石川 英三
Central
5
3,410
0
3,410
28
4
甲佐 直幸
Central
5
3,220
0
3,220
27
5
中山 毅彦
Central
5
2,855
0
2,855
26
6
山本 利一
Western
3
2,835
0
2,835
25
7
生田 佑介
Central
4
2,325
0
2,325
24
8
瀬川 嘉昭
Central
3
2,320
0
2,320
23
9
高橋 賢二
Western
3
1,970
0
1,970
22
10
坂口 昇
Western
3
1,745
0
1,745
21

    11位以下 省略   Big Bass:黒田 広慈 45.5cm 1,265g

 
 
状況

当初予定の七色ダムのローカルギュレレーション変更にともない、和歌山県合川ダムに会場を移して開催された関西第2戦。

この合川ダム湖は日置川、前の川、将軍川の合流点で堰き止められたダム湖です。紀伊半島の秘境といえる奥地にあるこの湖ですが、ボートの持ち込みができず、キナン観興http://www.kinan-kanko.jpのレンタルボートのみが使用可能です。
そんな秘境の湖はパラダイスか・・・と誰もが予想していたのではないでしょうか?
しかし、合川ダムもご多分に漏れず降雨不足による減水傾向と部分的な赤潮発生でかなりタフに。
結果は、このような状況にアジャストできた選手が上位に食い込む結果になりました。

1st


黒田 広慈

所属クラブ:Central

氏名:黒田 広慈

ウエイト:4,035g

キーパー数:5本

 

タックル:

ロッド:フェンウィック GW60SULJ
リール:シマノ コンプレックスCI4
ライン:3ポンド
ルアー:セクシーインパクト(ケイテック)
リグ:ショートダウンショット インフィニ ホビット3(RYUGI) 1/32

ロッド:フェンウィック GW68SULP+J
リール:シマノ コンプレックスCI4
ライン:3ポンド
ルアー:セクシーインパクト(ケイテック)、HPシャッドテール(O.S.P)
リグ:ライトキャロ  フォグショットTC3(RYUGI) 1/16

諸事情により七色ダムから合川ダムへ変更となったJAPAN B.A.S.S NATION WESTERN 
DIVISION第2戦。約20年ぶりのフィールドであり地形やバスの特徴等まったく分からないため、計4日間のプラクティスを行いました。プラクティスで分かったことは「サイズの良い個体は夏のポジションに近く岩盤、張出しの浅いラインにサスペンドしている」、「早朝は水温が低くバスの反応は鈍い」、「水温が上がり風が吹くとバイトしやすくなる」など。毎週1~2mも減水するため、バスのポジションの変化の確認と次のプラクティスに向けた地形の把握に努めました。
特に3回目のプラクティス時に前の川筋の中流域で岩盤に隣接する6~8mのフラットで40UPを複数キャッチできたことが試合結果に大きく影響しました。
4日間のプラクティスの結果、エリアはボート屋さん横及び対岸の岩盤、前の川筋中流域のフラットに絞り、バックアップとして日置川中流域の岩盤としました。釣り方は岩盤エリアはショートダウンショットのスイミング、フラットはロングリーダーのダウンショット及びライトキャロによるズル引きに。
迎えた試合当日、フライト順は11番と後ろから2番目。焦っても仕方なくボート屋さん横の岩盤からスタートしました。水温が低く期待はしていなかったのですが早々に5~600gを2匹GET。想定通り
のルアー、ポジションで反応したため一安心。しばらく粘りますが後が続かないため前の川中流のフラットへ移動しました。移動後、私が6mライン、ノンボーターの石川さんが3~4mラインを釣り始め
ました。すぐに石川さんにラッシュがかかり、バスのサイズ、ポジションが確認できたためしばらくは2人釣り続けました。フラットで私が2本、石川さんが3本釣った後、水温上昇と風が吹き始めたタイミングで、プラン通り、ボート屋さん付近の岩盤エリアへ移動。ショートダウンショットに持ち替え岩盤、張出しをスイミングしているとプラクティスと同様にゆっくりとラインが沖へ走りました。
これまでと違う重量感にドキドキしながら何とか当日のビッグフィッシュ45.5cm、1265gをGET。しばらく流すもバイトもないためサイズの良いフラットへ再度移動しました。移動したところ、朝のポジションに別のボートが浮いていたため、深めのポジションで釣り始めました。朝と同じように釣るもバイトがありません。よく観察すると赤潮が朝より下流へ移動していることに気付き赤潮エリア外へキャストするとバイトラッシュが始まり私、石川さん共に入れ替えも行いウェイトアップまでできました。2人ともリミット達成していることから早めに帰着しウエインを迎えました。ウエインも終わりむかえた表彰式、石川さん3位、私が優勝という最高の結果でトーナメントを終えることができました。
優勝できたことは嬉しかったのですが、それ以上に4日間のプラクティスを活かしきれたことが何よりもよかったと感じています。
プラクティスに付き合ってくれた小原君、私のプランに一日お付き合いいただいた石川さん、スタッフの皆さん、参加した選手の皆さん、本当にありがとうございました。
40代後半に地獄の階段は厳しく足が筋肉痛で悶絶しましたが、合川ダムは最高のフィールドでした!

2nd


鈴木 克昌

所属クラブ:Central

氏名:鈴木 克昌

ウエイト:3,650g

キーパー数:4本

 

タックル:

ロッド:tail walk フルレンジ S610UL/SL
リール:SHIMANO StradicCi4+ 2500S
ライン:DAIWA バスフロロ Type-フィネス 3lb
ルアー:Reins Swamp Mover 4in スカッパノン
リグ:1.8gDS+DECOY KG hook #2

ロッド:NOIKE SEITEN NSS63ULS
リー:SHIMANO COMPLEX Ci4 F3 2000HGS
ライン:DAIWA バスフロロ Type-フィネス 3lb
ルアー:3インチ高比重ワーム
リグ:1.8gDS+Ryugi INFFINI Hobbit #3

前週のプラクティスでは、全川筋を見て回り、日置川の下流域の流れが当たる岩盤で好感触を得ました。
前日プラクティスでは、前週の釣りが通用するかチェックするが、2mほどの減水で、アウトサイド岩盤でのバスの反応がいまいち。さらに、レイダウンの最奥に打ち込んだラバージグにBigfishが反応するも、更なる減水が予想されることから翌日は期待薄。そこで、同じアウトサイドでも岩盤ではなく、スタンプがからむ小石のバンクに入ると少しサイズが下がったものの、バスの顔を見る事が出来一安心。次に日置川を離れ、将軍川の中下流をチェックしに行くと、アウトサイドではなく、むしろインサイド気味の一番長く続く岩盤ストレッチがベイトが最も多いことが判明。そこを根気良く打っていくと、日置川より少しサイズの良いバスが反応することが分かったので、この2か所を翌日のメイインエリアとしました。
上記のような、2回のプラクティスでわかったことは・・・日置川下流域と将軍川中流域の魚影が濃い事、ベイトが岸沿いを泳ぐ岩盤エリアでは岸ギリギリにキャストすれば、ほぼファーストフォールでのバイトが得られた事、岩盤以外のバンクでは、キャスト後ボトムを取って数メートの距離をルリフト&フォールでバイトが得られる事、シンカーはバスが追えるギリギリの沈下速度を見つける、ギルや小バスのバイトを避けるため、張りのあるストレートワームを使用するといったものでした。
上記の情報をもとに迎えた当日、朝30分はエレキ航行のみとなるので、まずは近場の日置川のアウトサイドのスタンプがらみのバンクに入り、流し始めて、100mほど進んだところで、600gほどのバスがファーストヒット。後が続かないのですが、単発であることと、入り直しが必要な事は百も承知なので焦りはありません。
上流のよく似た場所や、前日のレイダウンを回るも30㎝ほどの減水の影響かバイトがなく、再度、朝イチのストレッチに入りなおしたところ、赤土バンクのスタンプで1100gを追加できました。
しかし、日置川下流部は前日より、ベイトの数が少ないのと他の選手の船が多いため、10時前に見切り、将軍川に移動。
移動途中で、激しいボイルを発見しボイル打ちをしましたが、バイトが得られませんでした。さらに、上流に進み、昨日見つけていた岩が複数沈むワンドでそれらの岩を丁寧に狙い1000g追加。
残り時間が2時間を切ったので、下流に向かって続く長い岩盤帯に入り、パートナーの石山選手がグッドサイズを掛けましたが、痛恨のラインブレイク。合川ダムのバスは本当に良く引きますね。
しばらくして、石山選手がキーパーをゲットしました。彼女がバスをケアしている最中に、岸に向かってキャストしていたラインが一気に走り、1000gを追加。「このストレッチでもう一本!」と残り時間いっぱいキャストを続けましたが追加することができず、トータル4本で終了。
しかし、まわりも伸び悩み、何とか2位という結果で試合を終えることができました。
プリプラクティスのお付き合いをしてくれたYGlaboの吉村君、前日プラに同船してくれた長谷川選手、当日パートナーの石山選手、トーナメント委員会の皆さん、キナン観興の皆様、公式スポンサー各社様にこの場を借りて御礼申し上げます。
みなさん、合川ダム釣れまっせ~!ここのバス半端なく引きまっせ~!紀伊半島の秘境へ来てくださいね!

3rd


石川 英三

所属クラブ:Central

氏名:石川 英三

ウエイト: 3,410g

キーパー数 :5本

 

タックル:


ロッド:フェンウィック GW68SXULP+J
リール:コンプレックスCi4plus 2500HGS (シマノ)
ライン:東レ スーパーハード 3lb +リーダーフロロ5lb
ルアー:ティムコ フレキシーカーリー3" グリーンパンプキン/BK&BLF, コーラ
リグ:ライトキャロ1.8g

今回、JAPAN B.A.S.S. NATION初参戦となる石川です。
そして、初の合川ダム!プラクティスにも入れず、いきなり本戦です。
ボーターの黒田選手と挨拶を交わし、船に行くと全ロッドがスピニングタックル!
・・・ですが、私もスローな釣りが好きなのでホッとしました 笑
黒田選手から、「今日のメインエリアは2か所だから」と聞きスタート。
朝一は、桟橋横の岩盤エリアから入り、1本かけましたがフックアウト。
2か所目は、前の川中流、熊野川とのインターセクション。
減水傾向にあり、熊野川のサンドバーが目に見えるほどで、岩盤前4.5mのフラットエリアにて1.8gのキャロをずる引きすると、たて続きに600gを3本キャッチすることに成功!
2人ともボトムを探っている中、表層が騒がしくなり、いたるところでボイルが起きているので、表層系ルアーでシャローを釣るもノーバイト。
時間を確認し、ファーストポイントに入り直した黒田選手が、1265g!待望のBIGFISHをキャッチ。
再度、前の川に戻りますが、他選手とバッティングしたため、船の止まっているシャローへ入りキーパーを2本追加。
メインとなるフラットエリアへ入り、ライトキャロを入れると「モゾモゾッ!」とショートバイト。
フッキングに成功し、ロッドが絞り込まれます!
「 これは重い・・・!」
無事にキャッチ出来たのは、1250gのキッカーフィッシュ!入れ替えも成功し、残り時間も集中し続けます。
その後、なんとかもう1本・・・!の入れ替えを目指しましたが、それは達成出来ずに終了となりました。
帰着後、結果を聞いてビックリ!のお立ち台、3位入賞!それはもう、大変うれしい結果となりました。
最後に、ボーターの黒田選手、大会を支えてくれたスポンサー各社様、トーナメント委員の皆様ありがとうございました。
今後も精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
応援していただいた友人の皆様、ありがとうございました!

4th


甲佐 直幸

所属クラブ:Central

氏名:甲佐 直幸

ウエイト:3,220g

キーパー数 :5本

 

タックル:

① ロッド:テーバー&シェイプ Flex hunt CFHS-63ULW
リール:シマノ コンプレックス2500HGS
ライン:フロロ4lb
ルアー:ゲーリーヤマモトレッグワーム シナモンレッドフレーク
リグ:1/16oz ダウンショット + RYUGI Hobit 3#

今回、プラクティスは前週の日曜日と前日の土曜日の二日間入りました。
前週の日曜日のプラクティスでは雨時々曇りのローライトのコンディションだったので表層系もしくは巻く釣りでスタートしました。三つある川筋を回りましたが何度かカバー周りでチェイス、バイトはあるものの魚を触ることは出来ませんでした。
そして前日のプラクティスでは前週から2m程減水していて魚の付いていたカバーはほとんど陸の上になっていました。それでレンジが下がっていると思いダウンショットとノーシンカーで各川筋のアウトベンドの岩盤を中心に攻めてみると700~900gまでの魚を数本キャッチする事が出来ました。将軍川の中流域では目の前をベイトを追っていた1800gのキッカーも出てトータル4kg強のウェイトをキャッチする事が出来ました。その事から試合当日の優勝ウェイトは4500g前後と予想試合当日を迎えました。
当日、更に30cm程減水していましたが前日とさぼど変わりないと判断し前日のプラクティス通りのプランでスタートしました。最初はプラクティスで特に魚が多かった日置川に入りました、アウトベンドの岩盤をダウンショットのフォーリングで攻めていき二時間程でキーパー四本をキャッチ、すべてダウンショットのフォーリングでその後五本目もキャッチしリミット達成、入れ替えを求めて岩盤、岬の先端を中心にエリアを回り一番小さい魚を入れ替えて残り時間をスタート地点周辺へ移動、入れ替えサイズを掛けたのですがフックオフ、終了時間となりました。結果は四位、ノーフィッシュの選手も出た程厳しいコンディションでしたが上位に入れて良かったです。
最後に協賛スポンサー様、トーナメント委員の皆さん、キナン観光のスタッフの方々ありがとうございました、この場を借りてお礼申し上げます。

5th


中山 毅彦

所属クラブ:Central

氏名:中山 毅彦

ウエイト:2,855g

キーパー数:5本

 

タックル:

① ロッド:ダイワ ブラックレーベル BL691ULFS
リール:シマノ COMPLEX CI4 F4
ライン:シーガーフロロマイスター 4ポンド
ルアー:DUO レアリス 忍虫 ヤゴ
リグ:ノーシンカー Nogales モスキート ダブルガード #0
② ロッド:TAPER&SHAPE CROSSER CCRS-64LLF
リール:シマノ COMPLEX CI4 F4
ライン:シーガーフロロマイスター 4ポンド
ルアー:OSP HPシャツドテール2.5 グリパン
リグ:ダウンショツト 1.3g FINA スピンマッスル#3
③ ロッド:レジットデザイン WSS-64UL
リール:シマノ COMPLEX CI4 F4
ライン:シーガーフロロマイスター 4ポンド
ルアー:NOIKE スマイルワームダディ グリパン
リグ:ミドスト ネコリグ スミスタングステンネイルシンカー 1/32OZ

2017 JAPAN B.A.S.S. NATION第2戦 合川ダム。以前合川ダム訪れたのは1999年開催されたトーナメント
以来の18年ぶりとなり、湖の状況や地形はオールリセットされている状態。
前日プラしか行う事が出来ず、湖全体をおおまかに把握する事にした。雨が少ない事もあり上流域は水が悪く、生命感を感じられない。見える魚もいなかった為に、3本ある筋の上流エリアを除外する事にしました。
プラでわかった事は、将軍川の中流域がベイトも多く水質が良い。岩盤エリアより、がれ場のほうがよい。
アウトサイド側が良い。ボイルが良く起こる、上を意識した良型がいる。
これらを踏まえて、本戦に挑みました。
試合当日、今回スタート30分はエンジン始動が出来ないために、ボート屋桟橋対岸の階段岬へ向いダウンショツトをキャスト2投目、すぐさまバイトがあり600gをキャッチ。
その後、前日に1500gをノーシンカーでキャッチした場所へ向かうも、バイト無し。本命エリアの将軍川中流域がれ場へ向かうとローライトの影響で魚も上ずっている感じがありDUO 忍虫を岸ぎりぎりへアプローチ水面をピクピクさせると、バフッとルアーが吸い込まれる。忍虫を丸のみして上がってきたのは800g。
なぜ虫系のルアーなのか?ミノーシェイプのピクピクのほうが良いのでは?
ミノーシェイプのピクピクはセッティングが難しい、ルアーが軽いので飛ばない等の理由で、よく飛び、波紋もきれいに出せる忍虫をチョイスしました。
その後も水面ピクピクで2本。ネコリグのミドストで1本をキャッチするものの、入れ替えが出来ずに試合終了。
パートナーも水面虫ピクピクで2本キャッチしました。
プラの時間も少なく、エリアの絞り込みやバックアップパターンを持っていなかった為に厳しい内容となりましたが、周りも厳しくウェイインしたのは23名中16名。5位入賞できました。
今大会の協賛メーカー様、運営スタッフの皆様ありがとうございました。
キナン観興の社長にも、打合せから無理を言ったにも関わらず、準備や手配等を行って頂き事故も無く、スムーズに運営出来た事この場をお借りしましてお礼申し上げます。
有難うございました。