例年は桜満開となるこの時期の七色ダム、今年はすでにピークはむかえ葉桜景色となりました。 前戦旧吉野川でも感じた早い季節の進行が山上湖である七色ダムでも起きているようでした。 ネストを狙った釣りをルールで禁止しているバスオブジャパンでは、この時期サイズを選ぶことが難しいブラインドの釣りを強いられます。 そんな、難しいゲームを制したのは岡田選手でした。
所属クラブ
Western
氏名
岡田 圭司
ウエイト
3,140g
キーパー数
5fish
タックル
この季節、新緑と清澄な水が美しい七色ダム。今回は船上にてデジタルスケールを採用したQRW(クイックリリースウエイン)方式にてトーナメントが開催されました。QRW方式は釣り上げてすぐに魚を計量し、その場にて元気に帰っていく姿を確認しつつ素早くリリースする計量方式です。ライブウェルでのケアや入れ替えの時間の省力、何よりも魚への負担に配慮した計量方法です。QRW方式を背景にいつもより一層試合に集中できたことも良い結果に繋がったと感じています。まずはプリプラの話ですが、一週間前にルアーショップジャンキーズトーナメントに参戦しつつ湖の状況の把握に努めました。試しに持ってきていたジグヘッドワッキー(以下JHW)を風の当たるバンクに何気なく投げると、いきなり良型がヒット!ブラインドのみで約20バイト以上獲り、51cm2170gを含む3本3170gで結果4位でした。この日は近くに立木やレイダウンがあるなだらかなバンクのボトムをJHWで激しくボトム叩くとプリのメスをはじめ多くのバイトが得られました。ただし良型のバラシも多く課題を残した結果でした。そして前日プラはザクっと全域を見て回りました。この日は満水で風が強く吹きボートポジションが難しい状況でしたが、ライトパワーフィネスにて、ふと気になったレイダウンにレインズスワンプミニのJHWを落とすとラインがスゥーっと入っていきます!掛けると約600g。別の似たようなポイントでも約600gを獲り、これは明日も使えると確信!プリプラで反応の良かったエリアは温存して明日使えそうなポイントを確認して前日プラ終了。トーナメント当日もフル満水でしたが先週や前日と打って変わって朝から無風のドピーカン。とりあえず朝一、昨日魚を掛けたレイダウン+ブッシュ+フローティングカバーにJWHを落とすと、またスゥーとラインが入り幸先よく600g弱ゲット。本流ヘアピンカーブ下まで下りワンドを近くに控える同じようなカバーにて約400g。すぐに移動し大又川インターセクション右側の立木エリアへ。ポイントはシェード、立木、ブッシュ、フローティングカバー、なるべく太いレイダウン、これらのキーワードが揃えば揃うほど良いエリアだと感じました。残念ながらピーカン無風で先週熱かったエリアは機能しておらず、JHWでボトムを叩いてもサイズダウンしていました。狙いを上記カバー系に絞り、その後も匹数を重ね300g弱、400g弱、400g弱、1000gとリズム良く釣り続け9時前には5本リミット達成。その後900g弱で入れ替えてキッカーを狙いにいきましたが減水と共にタフ化し終了。この日はまずミスがなかったこと、当日にアジャスト出来たこと、カバーで誰も使っていないであろうJHWの導入などが勝因だと思います。久しぶりの優勝で素直に嬉しさが溢れています。最後にいつもお世話になっておりますティーズオン様、大会に華を添えて頂いておりますスポンサー各位にこの場をお借りして謝意を伝えたいと思います。「ありがとうございました。」
WESTERN
片岡 壮士
2,930g
3fish
前日からボトム意識の魚しか見つけられず、とにかく丁寧にボトムを釣る意識で釣って5匹きっかりでした。 次も頑張ります。
駒田都一
2,280g
前週は、1日目雨の為、雨パワーで結構な数のバイトが得られ、2日目も、晴天にも関わらず、結構な数のバスが釣れていい感触で、プラを終える事ができました。試合前日プラでは、爆風の為風裏を探しながら下流域をメインにプラクティスしました、このプラでも良い感触でプラを終了しました。 試合当日は、大又川下流域にで2投目に780gが釣れて、そのストレッチを流すと300g280gが釣れました、3本目のバスが手から滑り落ちて、ボートの淵から半分ぐらい落ちかけましたが何とかキャッチ、この魚を逃がしていたら、今回の3位はなかったです。バイトが無く最下流へ移動、1バイトもなく、パートナーの安藤さんは、3本をキャッチ。朝良かったストレッチに移動ここで、430g460gを釣り5本キャッチで3位となりました。今回、レインズスワンプスキニーが良い仕事をしてくれました。 いつもサポート頂いていますレインズ様,各メーカー様、場所を提供して頂きました、TS'ON様、ありがとうございます。次の試合も上位を狙って行きますので、応援宜しくお願い致します。
CENTRAL
鈴木 克昌
2,200g
2fish
今回のパートナーは、レッグワームの名手で、昨年のBNCコアングラー参戦の鈴木堅嗣選手。前日プラクティスから彼には圧倒されましたが、おかげで魚が濃いと思われるエリアを数カ所見つけることができました・・・私には釣れませんでしたがね(;'∀') 迎えた本番、強風の前日と打って変わって、微風のスタートとなりました。 プランは、昨日の良いエリアの巡回(笑) そして、ファーストポイントでの2投目、オーバーハングした木の下に、高比重ストレートワームのノーシンカーを滑り込ませ、落としていくと、ラインが左に走り、フッキング。何度も下へ下へ潜る強い引きに耐えていると無情にもラインがふけて、姿を見ないままサヨウナラ・・・朝一の出来事に、久々に涙が出ましたよ。 鈴木堅嗣選手はと言うと、堅実にキーパーを捕らえていくものの、サイズが昨日より下がってしまい、ウエイトが伸びない。でも、私には無。本来なら焦るところですが、彼の釣りを見、話しを聞いているのが非常に楽しく、再度やる気を振り絞り、ちょうど風が吹き始めた10時頃、少し目先を変えてみました。 フリーリグのワームをdepsのブルフラット3インチに交換、DSもベイトフィッシュじゃなくエビを意識し、流行のサイコロラバーに変更。 それが功を奏し、ブルフラットで1410g、サイコロラバーで790gをキャッチすることができ、2本でしたが、他の皆さんも苦労されたようで、ビックリの4位入賞となりました。 ご協賛いただいた各社様、会場をご提供いただいたTsOn様には心より御礼申し上げます。 スタッフの皆さん、後片付け手伝ってくれたセントラルの皆さんもお疲れ様でした。 最後になりましたが、今回はバスをキープぜずその場でパートナーと一緒に計量し、記録するQuick Release Weightin(QRW)方式による検量方法。見た目の盛り上がりには欠けますが、バスの負担も少ないし、検量作業に時間がかからない素晴らしい方法だと思います。 次回の桧原湖戦も頑張っていきたいです。
山本 利一
1,880g
4fish
昨年の池原戦から約1年ぶりに坂本さんとペアになりましたが結果も当時と同じくボーターの私が5位でコアングラーの坂本さんんが優勝という結果でした。 スタート直後はファーストポイントから対岸に移って直ぐに坂本さんに770g、続いて私に440gと出だしは好調で、さらに下流側に移動しなんとか290g追加も1本は慎重に行き過ぎてネットを出した瞬間にバラシ。 時間も過ぎなかなか後が続かないので残り3時間くらいは最初に釣れたポイントのストレッチを数回往復しながら930gと220g追加するのが精一杯。 この間に坂本さんは400~500大への入れ替えしつつ最後終了20分前に890gを釣って2000gを超えて上位入賞の可能性高くなる一方、私は1880gで今回は厳しいかなと思っていましたが何とかぎりぎり5位入賞。 初戦の旧吉に続いての5位ですが残りの試合も引き続き入賞ラインを目指してポイントを積み上げて行きたいと思います。
坂本 恵亮
2,180g
今戦は前日プラには入れず、ぶっつけ本番での戦いになりました。エリアの情報が少なく当日に一から探すのは難しい為、自分の得意なフィネスでの釣りをやり通し、確実にウェイトを積み重ねる事に専念しました。今回も、ねばりの釣りで釣る事が出来て開幕戦に続き連勝する事が出来ました。2023シーズンのAOY争いに残れる様に、次戦以降も粘り強く頑張っていきます。最後に、当日乗せていただいた山本選手、多くの協賛品を提供してくださったスポンサー各社様、参加された選手・運営に携わる大会役員の皆様、有難うございました。そして、多くのアドバイスを頂きましたArumada福島健プロ・DESIGNO神谷プロ並びに、応援してくれる家族・友人に感謝致します。
Central
駒井 道昭
1,920g
土曜日に掴んだ感覚を信じてやり抜く事だけを思ってやりきりました。 リグをネコリグに絞り、シンカー重量とワームサイズをローテーションして、何とか結果を出せました。 エリアに関しては、ボーターさんが掴んでいる確信が有ったので信じてやりきれました。 ボーターの粕山さんに感謝です。 有難う御座いました。 また、スタッフの方々、協賛頂いたメーカー各社様、本当有難う御座いました。
鈴木 堅嗣
1,800g
プラクティスは前日の1日間でした。 前日プラクティスでは中層・ボトムどちらでも魚をキャッチする事に成功。 試合でやる事も、ダウンショットに絞り目標ウエイト3000gにしました。 当日、ペアの鈴木選手と挨拶を交わして試合開始、エリアは会場近くの場所を流して行く感じでした。 しばらくやっていると一本目のキャッチに成功!!しかし300gを切っていたので必ず入れ替えないといけない魚になってしまいました。 10時頃にはリミットメイク達成、しかし合わせても1000g以下だった為、前日いいサイズが取れていたスイミングメインに切替えました。 小移動をして直ぐに610gキャッチに成功!!! 少し流していったらまた610gのナイスキャッチに成功!! この時点で400g以下のサイズが残っていたので、何とか入替えしたいと思い残された時間丁寧にアプローチして行くとチャンスがやってきました。 慎重にやり取りをして580gのキャッチをして入替え成功!! ここで試合終了。 結果を見てみると、3位入賞する事が出来ました。 ボーターの鈴木選手、大会を支えてくれたスポンサー様、トーナメント委員の皆様有難うございました。 今後も参加させて頂きますので、宜しくお願いいたします。 応援していただいた皆様、ありがとうございました。
長谷川 誠之助
1,780g
当日、ボーターの黒田選手と挨拶を交わしスタート。 メインエリアは北山川の中流域でした。 黒田選手がシェードにあるレイダウンでいいサイズの魚を掛けていたので、それがキーになると考え、釣っていきました。 9時の時点でリミットは揃いましたが、ウエイトが伸びず苦戦してました。 ラスト5分に桟橋前で入れ替えに成功したことにより4位という成績を残すことができました。 ボーターの黒田選手、大会運営の皆様、各スポンサの皆様ありがとうございました。
TOKYO OTTERS
佐藤 優
1,660g
僕にとって今年初のバスオブ試合。アメリカ遠征帰国後すぐの試合ということもあり、プラクティスはなしで当日入りとなりました。 前日プラに入ったパートナーに状況を伺うも厳しいとのこと。当日は魚を探しながら釣っていきました。 最終スタートということもあり、ゆっくり準備を済ませまずは上流へ。 岬にスタンプが絡むエリアの3m~8mレンジをライブスコープ頼りに小一時間探るも反応なし。 そこから更に上流へ移動。橋脚周りのハードボトムにブッシュが絡むポイントでノーシンカーを引っ掛けて外すを繰り返しているとバイト、500g台のオスをキャッチ。 その後は同じようなロケーションを探しながら、時折りシャローフラットやブレイクをあの手この手で丁寧に探るもノーバイト。 何かが違うと気づきつつも、時折りある何らかのバイトに翻弄され動けず…気づけば12時。 さすがに危機感を感じ会場前のキーパー場へ移動。 ストレートワームのダウンショットで立て続けに2本キャッチしリミットメイク。 ぎりぎりの3キャッチと苦しい展開でしたが何とか5位。 入賞はラッキーでしたが、自分の引き出しの無さを痛感した試合でした。 次戦はイースタン桧原湖、そしてウエスタン池原ダム。しっかり準備をし残りの試合に挑みたいと思います。