JAPAN B.A.S.S. NATION バスオブジャパン

JAPAN B.A.S.S. NATION バスオブジャパン
 
 

2016 EASTERN / WESTEERN DIVISION 4th Lake Ashinoko, Kanagawa RESULTS

 
 
 
 
   2016 イースタン/ウエスタン デビジョン 第4戦 8月21日 芦ノ湖  結果
 
 
 
 
    
 
    
 
 
deps
 
 
 

    協賛メーカー : ダイワ、ヤマワ、HONDEX、issei、ICHIKAWA FISHING、Fish Arrow、ムカイ、デプス、

             ZENAQ、DUEL、オフィスユーカリ

 
 

 

 

 
 
   Top20 Standings
Place
Angler
Club
Bass
Weight
Penalty
SP
TP
1
古沢 勝利
Super
5
4,060
0
2,000
6,060
2
大西 信行
Shonan
5
3,160
0
1,900
5,060
3
岩田 英明
Shonan
2
2,905
0
1,800
4,705
4
山田健太郎
Western
2
2,850
0
1,700
4,550
5
藤井 信也
Super
4
2,620
0
1,600
4,220
6
千藤 卓
Super
5
2,285
0
1,500
3,785
7
高梨 景介
Shonan
1
2,255
0
1,400
3,655
8
片岡 壮士
Western
4
1,930
0
1,300
3,230
9
粕山 英晃
Western
1
1,450
0
1,200
2,650
10
鈴木 守
Super
1
1,450
0
1,200
2,650
11
渡辺 功
Super
1
1,370
0
1,000
2,370
12
甲佐 直幸
Central
1
1,320
0
900
2,220
13
服部 健
Shonan
2
1,300
0
800
2,100
14
築山 滋
Shonan
3
1,115
0
700
1,815
15
笠原 基史
Super
2
1,070
0
600
1,670
16
染谷 宗良
EasTokyo
1
895
0
500
1,395
17
笹岡 宏一
Shonan
1
800
0
400
1,200
18
三橋 勝紀
Shonan
1
705
0
300
1,005
19
佐藤 徹
Shonan
1
685
0
200
885
20
石川 尚昭
Shonan
1
615
0
100
715

    20位以下省略   Big Bass:高梨 景介 Bass 50.5cm 2,255g   Total Entry 53

 

 
 
状況
天候晴れ 水温25度 水位マイナス50センチ 水質クリア 7月の後半に放流がありプラクティスでは放流、ネイティブを合わせて予想優勝ウエイトは6キロ代との前評判が有りプラクティスをした選手の皆さんも良い手ごたえを掴んでいる状況でしたが台風9号の影響と減水の影響が当日の釣果にどの様な影響がでるのかと、ルール上桟橋へのキャストは禁止であり観光船桟橋のみ出航前の午前8時30分までしか釣る事が出来ないルールの中でフライトの抽選から各選手どのような試合展開を組み立てて行くかキモになった大会です。 
 
 
1st


古沢 勝利

所属クラブ:スーパー

氏名:古沢 勝利

ウエイト:4,060g

キーパー数:5本

 

メインタックル:

放流バス用
ロッド:ジャッカル×シマノ ポイズンアルティマ 264UL
リール:シマノコンプレックスCI4+2500HGS
ライン:サンライン シューター4LB
ルアー:ポークルアー各種、各色

ネイティブバス用
ロッド:ジャッカル×シマノ ポイズンアドレナ 266L
リール:シマノ ツインパワー2500HGS
ライン:サンライン シューター5LB
ルアー:ジャッカル ベクタージグ4.5g

 

芦ノ湖で釣りをするのはかれこれ何年ぶりだろう・・・?
もう10年以上は来ていないだろうなぁ・・・。

野尻湖戦は結果こそ良かったもののノーブラ・・・?じゃなくてノープラだったこともあり試合中はかなり苦しんだんですよね。おまけに心残りなこともたくさんあったので芦ノ湖戦では何としてもプラに入りたかったんですよ。

ということで何とか1日だけではありますがプリプラに入ることができました。しかし、「10年以上は来ていない。」「来たことだって数回しかない。」そんな芦ノ湖を1日で把握するにはちょっと無理があることに気がつくのにそんなに多くの時間を必要とはしませんでした。

では、プリプラの様子を簡潔にまとめてみますね。まずネイティヴバスが桟橋以外ではどこにいるかが分からない。そして、有効な釣り方も分からない。唯一分かったのはガンダレルを桟橋に投げたら交通事故のように1本だけ釣れたこと。でも、全く再現性が無いのでさすがにこれをメインに組むことはできない。

しかし、そんな八方塞がりの今の芦ノ湖で1つだけ僕にもチャンスがあることに気づいたんです。そうです、まだ7月末に放流されたバスが残っていたんです。それもサイズも良いし数もかなりいるようだったんです。

ということでプリプラの残り時間全てをこの放流バスの釣り方を解明することにあてたので試合もこれをメインに、いやぁ放流バスだけやる覚悟で臨むことにしたのですが・・・。

そして、試合当日を迎えたのですがとにかく早いフライト、いやぁ、1番フライトが欲しかった。なぜならば放流バスはもちろんナイスなネイティヴバスもいる桟橋に入りたかったからです。それも具体的には元箱根の海賊船桟橋に入りたかったんです。
しかし、行きたい所がある時に限って早いフライトがゲットできないのがトーナメントなんですよね。案の定?微妙な16番フライトからスタートし入りたい桟橋にも入れずトーナメントがスタートしました。
でも、トーナメントとはそんなものであり、今回は守りの試合に徹すると決めていたので冷静になれない気持ちを抑えて海賊船桟橋が空くのを待つことに。
やはり覚悟を決められた時の集中力って物凄いものがあるようで桟橋が空いた時には残り時間が45分位しかなかったのですが予定通り?5本の放流バスをキャッチすることに成功したんです。
と書いてしまうと簡単に釣れたように聴こえますがもちろんそう簡単には釣れなかったんですよ。プラの時はダウンショットやスモラバなどボトムに落ちて行くものにもしっかりと追い掛けバイトしていたのですが試合当日は全く追わず。そこでシンカーを外しノーシンカーのポークルアーでトライし反応を見ることに。結果的にはノーアクションのいわゆるI字引きが良かったようで更にそこにカラーローテションも加え5本の放流バスをキャッチしたんです。

8時半以降は護岸沿いのリップラップや桟橋の周りや沖合いのウィードにシフトして更なるウェイトアップにトライすることに。実は観光船の営業が開始されると頻繁に出入りする船が作り出す水流でスイッチが入るバスを期待していたのです。しかし、この作戦は不発に終わりました。

もうこうなってしまうと放流バスに徹すると決めていたメンター古沢はもう一人の冒険大好きな古沢に負けてしまうんですよね。そうです、大海原?にネイティヴバスを探す旅に出掛けることにしたんです。ということで反対側の湖尻の水門などを含めた1級エリアをラン&ガンで周りたかったのですが・・・。
今回の僕達にはその機動力が無いことに気付きプラで唯一気になっていた山の神から竜宮殿のストレッチを流すことにしたんです。ここはかなりの急深エリアで大きな岩もたくさんあり少しだけですがオーバーハングによるシェードもありました。また良い感じに風も当たっておりバスが居ればバイトしてくれそうな状態ではありました。本来の古沢ならレギュラーサイズのハーフオンスラバージグにビッグダディで攻めたいところだったのですよ。でも、もっとスローに釣らないと釣れないよという心の声が聴こえてきたんですよ。なので、桟橋攻めにも使っていたベクタージグ4.5gのグリパンブルー(ノートレーラー仕様)でショアラインから自分の足元への階段落としで攻めることにしたんです。

結果的にはこの攻め方がバッチリ合っていたようで1500gと800g位のネイティヴバスをキャッチすることに成功したんです。

そして、今回の試合の目標ウェイトである4000gを達成することができたんです。

今回は予想以上のタフコンディションのトーナメントになったおかげで僕の守りの姿勢が勝ちに繋がったのだと思います。しかし、とてもラッキーなことも多かったのが今回の試合であり、そういう時に勝ちが巡って来ることを再認識できたトーナメントでもありました。

そして、今回はバスオブジャパンのトーナメントに出場を開始してから最も良い万全の体調で望むことができた試合でもありました。それは同じスーパーのチームの方々が宿の手配をしてくれたこと。それもイベントから直に現地入りする僕のためにゆっくり休めるように1人部屋を用意してくれるなどの万全のサポートのおかげでもあります。

スーパーのチームの方々、そしてバスオブジャパンのメンバーの方々、今回は素晴らしいトーナメントを一緒に戦って頂きありがとうございました。この場を借りてお礼をさせて頂きます。そして、役員の方々の日頃の活動にもとても感謝しております。

上州屋様の協力により次回の七色ダムで行われるクラシックにも出場できることになりました。初めてのレイクは楽しみだなぁー(笑)

2nd


大西 信行

所属クラブ:ショーナン

氏名:大西 信行

ウエイト:3,160g

キーパー数:5本

 

ノーシンカー用
●ガマカツ LUXXE ATS05 73UL SM MASTER"SOLID EMOTION"
●リール:シマノ 16ステラC2500HGS
●ライン:フロロ3lb
●ルアー:Z-Factory豚白魚 ブラック・アユ・スモーク

ジカダン用
●ロッド:EVERGREEN カレイドインスピラーレTKIC-66MH ブラックレイブン(トーナメントシリーズ)
●リール:シマノ 16アルデバラン BFS XG[ALDEBARAN BFS XG]
●ライン:フロロ10lb
●ルアー:Z-Factory豚ウナギ アユ

テールスピン用
●ロッド:EVERGREEN カレイドインスピラーレ TKIC-65MLST ブラックブライアー(トーナメントシリーズ)
●リール:シマノ 16アルデバラン BFS XG[ALDEBARAN BFS XG]
●ライン:フロロ10lb
●ルアー:ベイトブレス 湾ベイト15g


 

プラは6日間入りました。
バンク・レイダウン・ウィード・桟橋、どこもたまに釣れる。
その中でも桟橋に付く放流魚は比較的簡単にとれると感じ、8:30までは桟橋打ちに決定。
同船頂く玉越会長にお謝りしてスタート。3番フライトだったので、海賊船観光桟橋に一番乗り。
Z-Factory豚白魚ブラックを重めで太軸ののマス針にセットして一投目。600gが口を使った。
しかし、昨日から比べて約20cmの減水と無風・べた凪の影響か、見える魚が一本もいない。
桟橋に係るロープを躱し、水中の杭にZ-Factory豚白魚ブラックをステイ。食った!650g。
同じ事をしても反応がないので、ブラックからアユカラーに変更。食った!600g。
また、反応がなくなったので今度は水中に架かる鉄のチェーンに引っかけ。700g。
桟橋の先端に移動して500g。
桟橋横のウィードに潜む見えバスにテールスピン。身を翻して食った。500g。
隣の桟橋に移動して、先端付近で600g。
ここで8:30。桟橋終了。
日差しが強く無風だったので、状況を探るべく、長距離移動で神宮。
レイダウン反応なし。バンク反応なし。ブイロープ、食った!500g。
船溜まりの白鳥まで打ちながら移動。ブイロープを打つも反応なし。
ネイティブを入れることが出来ないでここで終了。
何とかクラシックに参加出来そうです。

今期は新利根と野尻湖で外し、亀山と芦ノ湖で爆発。浮き沈みが激しい年です。何とか安定して成績を残せるようにまた練習ですね。
パートナーの玉越会長には、エレキの不調もあり大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。
万全の体制で釣りに集中できるようにしていきます。
クラシック頑張ります。
ありがとうございました。                

3rd


岩田 英明

所属クラブ:ショーナン

氏名:岩田 英明

ウエイト: 2,905g

キーパー数 :2本

 

メインタックル

ロッド:テーパー&シェイプ カーブスター パワーハント63MH
リール:シマノ メタニウムXG
ライン:シーガーR18 12lb
エリア
成蹊、百貫の鼻
使用ルアー
ラバージグ3/8oz&ポーク
ポーク:アンクルジョシュ
マグマムクローJR

ジグを水深の変化している水色へ向けキャストし、カーブフォールさせながらボトムを取ります。
アトは、ボトムバンピングさせながら引いてくるイメージです。バイトは明確に出ないので、ウィードに絡んだ時にも合わせたりしていました。
当日は、この釣り方で三本の魚を掛けて、内2本を何とかキャッチすることができたという感じです。

4th


山田 健太郎

所属クラブ:ウエスタン

氏名:山田 健太郎

ウエイト:2,850g

キーパー数 :2本

 

メインタックル

・ベイトフィネスによるヘビーダウンショット
ロッド:レジットデザインWSC610L+
リール:シマノアルデバランBFS XG
ライン:YGKよつあみ Nウォーカードレッド7lb
ルアー:Zポーク 豚ウナギ
フック:RYUGIフォグショットTC
シンカー:NOIKE TGドロップスリム 7g
・テールスピンジグ
ロッド:レジットデザインWSC610M
リール:ダイワアルファスSV
ライン:YGKよつあみ Nウォーカードレッド7lb
ルアー:ノリーズ インザベイト
フック:RYUGIピアストレブル
・ラバージグ&ハードベイト
ロッド:テムジンスタリオンTMJC-68MH
リール:ダイワTD-Z103H(旧型)
ライン:サンラインFCスナイパー14lb
ルアー:ジャッカルナカタジグ1/2oz、KAESUコテツ  
    

 

試合が近づくにつれ、嫌でも目につきだすSNSの釣果(笑)
冷静に分析し、やはり「放流」+「ネイティヴ」の両方の攻略が肝心だと考え挑んだ、前日の公式プラクティスでは、
減水の進む芦ノ湖のシャローエリアの魚の濃さと大きさを確認。

「う~ん、意外にたくさん居てはる(笑)勝負に影響しそうな大きさも含めて・・・。」

試合当日は、シャローの王道スポット「観光船桟橋」が朝8:30までの限定解除となることもあり、
朝8:30までは上記を選択。人の少ない樹木園周辺をセレクトしました。
前日確認した時よりもたくさんの魚影と、放流混じりの割りにはクォリティの高い魚体に心が躍ります♪しかし・・・

「釣れないw」

いや、正確にはボクのスキルでは「釣ることができなかった」というべきか。
このまま時間だけを無駄に使っても「勝利」までは届かない、簡単に釣れると過信していた自分に見切りをつけ、
いつもの「その日を釣る」スタイルにシフト。
この団体に参加しているおかげで、何度も挑んだ芦ノ湖での経験を思い出し、太陽の位置・水深・風というファクターを整理し、
ひとつ深呼吸して、湖を見渡す。そして導き出したのが、

陽の当たっている「立岩」だった。

日なたの日陰、減水進行を加味し、ディープへのアプローチをと、前日まで投げたことも無かったヘビーダウンショットを選択。
朝の時間帯に「喰わせ」を失敗しているので、自分の力量は通用しないと考え、長く大きなポーク・豚うなぎをセレクトする。
そう、喰わせるのではなく、「バスに見つけてもらって食べてもらう」ためだ。
答えはすぐに出た。正直、バイトには気付かなかったけど、知らない間にフッキング動作をしてました(笑)
激しいファイトの末、この手に掴んだのは50.5cm・・・。試合中のデカバスは何度釣ってもうれしいものです♪
1匹釣れたら、次の1匹に全身全霊で挑む♪ そうやって1匹ずつ積み重ねていき、最後に笑えれば・・・いいなと。
そして、風が止む寸前に待望のバイトがあり、40cmちょいの2匹めを無事キャッチ♪

その後、ポイントを休ませる意味もこめて、小移動を繰り返す。が、いかんせんピーカン無風では、手のつけようがないorz
3匹目が来た!?という喜びもつかの間、テールスピンにバイトしてきたのは、キレイなイワナでした♪
「終了前1時間は大島で。」という、特に確信がある訳でもない考えは捨て去り、最後の最後まで立岩周辺を攻める。
ラスト30分あたりだったでしょうか・・・再び風が吹き、良型バスのボイルや超大型バスのチェイスなどが起こり、湖面が騒がしくなる。
最後のチャンス来ましたね!と、バックシートの中出選手と笑顔で会話を交わしたとき、超大型のバスと懸命のファイトを繰り広げたのは・・・
ボクではなく、40m程離れた位置にいた染谷選手のほうでした(笑)

結局、2匹でウェイインとなりましたが、魚のクォリティには自信があった通り、4位に上位入賞。
旧吉野川の悔しい4位とは違い、自分の実力分は発揮できた嬉しい4位でした。
しかしながら、前半の「喰わせ・・・られなかった」という自分の課題を真摯に受け止め、レベルアップに励みたいと思います。
今回の結果で、七色ダムで行なわれる渡米切符争奪、クラシック大会への権利を手中にしました。
渡米は、数字的には厳しいですが、自分の武器だと思っている「折れない心と強いメンタル」を生かし、最後まであきらめずに挑戦したいと思います。

最後になりましたが、ご協賛いただきましたメーカー様、開催に向けてご協力頂きましたみなさま、地元芦ノ湖のみなさま、
この自然溢れる美しいフィールド芦ノ湖で、トーナメントを開催できたことを非常に嬉しく思います。
お力添え頂きましたすべてのみなさま、本当にありがとうございました。

5th


藤井 信也

所属クラブ:スーパー

氏名:藤井 信也

ウエイト:2,620g

キーパー数:4本

 

メインタックル:

スピニング、レジットデザイン61ULソリッドティップ
リール ルビアス2004 ライン クレハR-18フロロリミテッド3lb
ルアー ダウンショット元気ポーク

釣りをしたエリアは元箱根桟橋付近だけです。一匹目は桟橋の下にいるのが見えていたので、口元にダウンショットを落として釣りました。
他の三匹は、沖のウィードエリアにダウンショットを入れ ウィードに引っ掛かったのを外すとバイトがきました。